三月十日はぼくの「命日」 ガキのころは十五年戦争だった
槐 一男=著 B6並製・232頁・1680円
あの日、東京大空襲で15歳のぼくは極限状態に…… 下町深川で過ごした十五年戦争の時代、そして10万人が殺戮された3月10日の惨劇を、加害と被害の視点で語り継ぐ。 ――戦争への足音が高まるなかで。
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