“消えたい”症候群 リストカットとオーバードーズ生への処方箋を考える
山本紀子 B6並製・240頁・1680円
死にたいんじゃなくて、消えたい… 絶え間ない不安と寂しさを埋めるために手首を切り、精神安定剤の大量服薬をくり返す若者たち。血を流すのは生きている実感がほしいから。追い詰められる若者たちの声をていねいに聞き取り、生きる力を探る。
I章 カッターがお守り II章 処方箋の魔力 III章 自傷の快感 IV章 生への処方箋 長谷川博一、水谷修、天野秀昭、西野博之、鳥山敏子 各氏に聞く